拡散《「テレビタックル」でTPP噴飯物の議論》

2011年11月14日 23:12

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拡散《「テレビタックル」でTPP噴飯物の議論》


テレ朝の「テレビタックル」で、TPP参加の是非を論じられたが、相も変わらず賛成派は具体的に説明できず、否定派に各項目の問題点を指摘されると、賛成派の松原仁国交省副大臣は、「国益を損ねることが分かったら主権国家なのだから国会で批准しなければいい」とか「アメリカも京都議定書を批准しなかった」「日米は対等な主権国家」など、政治家とは思えない書生論を振りかざしていました。


片務的な日米安全保障条約で守られている日本が、米国と対等な関係との認識を視聴された方々は、その程度の認識だったのかと驚かれたことでしょう。松原氏は、拉致議連のメンバーとして、平沼赳夫先生たちとアメリカに陳情に行っていたことを、すっかり忘れているようです。他に賛成派として柿沢未途衆議院議員も出演していたが、発言は問題外でした。


今回、日本が参加表明したことで、カナダとメキシコも参加表明したが、日本が草刈り場になってしまう可能性が出て来ました。それは、カナダがTPP参加を躊躇していた原因に、米国と「木材・乳製品」で揉めていたからでした。それが、日本がTPPに参加表明すると、すかさず同調する強かさは凄いことです。カナダの戦略は、米国との間での「木材・乳製品」のマイナス分は、日本がTPPに参加するのであれば、補えることができると判断してのことだったのです。


この状況は非常にヤバいです。ここは、いっときも早く解散総選挙を実現して、消極的な選択だが、まだ、自民党にTPP交渉を委ねた方がましです。




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※ジャーナリスト水間政憲;ネットだけ転載フリー
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