◎《コロナ等感染者の国籍「非公開」を主導したのは厚生労働省だった》

2020年06月05日 16:51

版画9(アカシアの道で戯れる猫)
6月の版画【アカシアの道で戯れる猫】 水間玲 (この絵は、アカシアの香りが道に漂っている情景をイメージして描きました)

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◎《コロナ等感染者の国籍「非公開」を主導したのは厚生労働省だった》


■コロナ等感染者一連の国籍非公開は、厚生労働省の審議会を精査して、
厚生労働省がその犯人と、「日本みつばち」さんから分析結果の報告がありました。

実際、議事録をすべて精査した結果ですが、
官僚は本来自分たちの「責任」を回避するために繰り返し
「専門家会議」等を実施していますが、唐突に厚生労働省の官僚が
「国籍非公開」を発言した瞬間を特定したことは凄い集中力です。

下記に厚生労働省の審議会から「国籍非公開」を特定した瞬間を確認してください。

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■【国籍非公表】が、何時誰によって主張されたのか?
それは、2018年(平成30年)9月12日の『第4回一類感染症に関する検討会』での、
厚労省側の提案でした。

『一類感染症に関する検討会』第1回~第7回 議事録・資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou_298445.html

この検討会は2015年(平成27年)10月20日から年1、2回行われています。
主旨は、近年エボラ出血熱等一類感染症であるウイルス性出血熱の発生が
海外で断続的に起こっている事を踏まえ、
国内での患者初発生に備えて対応を見直すもので、
「ウイルス性出血熱への行政対応の手引き(第2版)」の改訂版の検討を行っています。

検討会開催の間が長いと言う事は、厚労省が主体的に決めている何よりの証で、
厚労省側がワーキングチームを作り、そこに検討会構成員以外の専門家を
コンサルとして加えて検討と資料作成をしている、そういう可能性もあり。
また、座長と検討会の事前打ち合わせ、
分科会が行われている場合もあるかもしれません。


検討会各回の資料と議事録を通読したところ、『第4回検討会』が鍵と分かりました。

『第4回一類感染症に関する検討会』
平成30年9月12日(水)
14:00~16:00
厚生労働省 省議室(9階)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000176236_00001.html

たたき台として、
個人の属性や基礎疾患の公表非公表の分類が厚労省から提示されました。

資料1 「公衆衛生上特に重要である感染症の国内初症例が発生した場合の情報の公表に係る基本方針(たたき台)」
https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000352454.pdf

個人の属性等を以下の3つに分ける案が提示され、国籍を非公表に分類しています。
・公表
・原則非公表
・非公表----【国籍】

この分類のあるページの上部欄外に、
第3回検討会の議論を踏まえて事務局が素案を作った。
今回の討議内容に応じ変更可能な旨を述べ、
あたかも前回検討会構成員の意見に基づいて作った如く記していますが、
議事録を読んでも第3回検討会ではこの件に関する言及は皆無です。

第3回議事録
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182972.html


実は、
第4回検討会の資料1の【国籍非公表】などの感染者属性の公表基準は、
検討会構成員からの発案ではなく、
厚労省側から初めて第4回検討会で提案されています。
議論の概要は後述致します。

第4回議事録
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182972_00001.html


第5回検討会には、第4回で構成員から出た、疫学的有用性がある場合、
行動歴に関する情報は公表を基本とするなど改訂した内容で資料を提出。
構成員が議論しましたが、いわゆる個人の基本属性に関しては、
基礎疾患が影響が無いのはエボラ出血熱に関してで他の感染症は異なる場合がある。
本人の希望する性別とすることには
感染症発生動向調査との一致を求めるなどの意見が出、
人権主張がべースの公表基準に科学的実効性の面から違和感が示されていましたが、
前回同様、国籍に関しては何も意見が出ませんでした。

第5回議事録
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182972_00007.html


第6回検討会は、
検討の為にエボラ出血熱感染の疑いがあった個人に触れるので、
非公開で行われました。
その為議事録は無く、感染者属性の公表基準に関する資料もありませんでした。


第7回検討会に、個人情報保護法の観点から
弁護士と患者側の代弁者としてNPO代表が初めて参加。
方針への賛同を示し最終的な決定がなされました。
尚、構成員からの意見はありませんでした。

第7回議事録
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11081.html


以上、検討会構成員の専門家達からの提案ではなく、
他の部会や他の省庁の意見も取り入れるということからも、
感染者情報の公表に限り、この検討会もその意見聴取対象の一つで、
厚労省が主体的に提案し決めていったことが分かりました。


では改めて、第4回検討会はどのように進められ、どんな意見が出たのでしょうか?

第4回議事録
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182972_00001.html

議題1「エボラ出血熱患者発生時の情報公開の基準について」

「公衆衛生上特に重要である感染症の国内初症例が発症した場合の情報の公表に係る基本方針(たたき台)について」

第4回検討会議事録の概要は、
冒頭に、新任の宇都宮健康局長が、
患者のメディアなどからの保護の必要性を語り、議論を促し、
嶋田研究推進専門官が、資料1(たたき台)を解説。

医療・検疫の専門家である構成員方は、
非公表に分類される医療機関名称は防疫上時には公表が必要になること、
行動歴に絡む情報等はケースバイケースで疫学的リンク把握等の効果に立脚し、
時々適応できる柔軟性を持たせた指針にすべきという方向性で、
議論は進んでいきました。

事務局である厚労省側の応答は、野田課長補佐(結核感染症課?)がしています。

個人情報保護を主として、防疫に必要な情報を折り合わせては主客転倒と、
命を預かる科学者である構成員方は内心思ったことでしょう。
その一方、性別・人種や国籍などは、現場に立てば
医者や検疫官は自ずと知ることになるので、
非公表が感染拡大阻止の足枷にならなければ後は良きに計らえということか。
国籍含めて他の個人情報には触れず、黙認する形で賛同し終わりました。

この検討会の議論を厚労省担当が持ち帰り検討して整理すると、

野田課長補佐が、
最後に将来出現することになる”武漢コロナ”にも
同基準を適用することを示唆しています。
「公表の基準に関しましては一類感染症以外もかかわってくることでございますので、
 今後、感染症部会でも御意見をいただきまして、
 それ以外に関係省庁等からも御意見をもらいまして、
 その意見を踏まえて、また次回お示ししたいと思っております。」

西條座長
「これで公表基準については、本日議論した内容の方向性で、
 今後、関係省庁とも細かい点を詰めていくことで、確定させていただくということで、
 御了承していただきたいと思います。よろしいでしょうか。(委員首肯)」
ここで公表基準については終わり。

尚、
翌年2019年(平成31年)3月6日開催の第5回検討会の事務局厚労省メンバーは、
三宅結核感染症課長が挨拶と応答。
嶋田研究推進専門官が資料解説と応答を行っています。

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