●緊急拡散希望《「海の森水上競技場」は問題外、宮城県もレガシィにはなり得ない》

2016年10月02日 05:59

●緊急拡散希望《「海の森水上競技場」は問題外、宮城県もレガシィにはなり得ない》



※【Front Japan 桜】 (27:50~)水間政憲・必見スクープ!東京五輪ボート会場利権構造を暴く!
https://youtu.be/YzNGwD_j-aQ?t=27m52s


■2016年9月28日、「都政改革本部」が
「海の森水上競技場」を宮城県登米市長沼ボート競技場に移すことを提言したが、
この件に関して同9月9日、私は、埼玉県ボート協会和田卓事務局長を取材して、
アスリートファーストとレガシィを最優先に考え、
戸田公園内の「彩湖」にボート競技場を設置すると、
既存の戸田ボート競技場と一体運営できる事から、
オリンピックボート競技場は「彩湖」が最適と結論付けてました。

その取材の場には、戸田ボート競技場監督会々長も同席しておりましたが、
この度、「都政改革本部」が「宮城県登米市長沼ボート競技場」を提案したことで、
「改革本部」のメンバーも、「海の森」を選択したメンバーと変わらない
素人の判断だったことが明らかになりました。

両者の違いは、「金銭」に対する考え方だけで、
アスリートファーストもレガシィ、そして都民ファーストを全く考慮してない事です。

一連の流れで一番不思議なのは、何故、オリンピックのボート競技で
日本代表の実績のある競技者の意見を訊かないのか。

アスリートファーストを謳うならまず、
シドニー五輪(2000年)とアテネ五輪(2004年)のダブルスカルで6位入賞を果たし、
現在、日本のボート競技界を代表する
武田大作氏の意見を尊重することが大事なのではないか。

武田氏は、「都政改革本部」の発表を踏まえて、TBSのワイドショーで
「完全な海水でのボート競技は五輪で初めてで不適当だと思います」とか
「海水の浮力は舟が浮いたようになり、漕ぎ方を変える必要もあり、
 海の森は風によるうねりもある。
 うねりを防ぐために堰を造ったとしてもコースの左右で差が生じます。
 海なので必ず風が吹き、レーン差が出て不公平になる。
 海の森のコースはだめですね。
 みんな、あそこでやりたくないと言っています」との趣旨の発言をし、
「まさか海の森が最終的に決まるとは思ってなかった」とまで、語ってました。

和田埼玉県ボート協会事務局長と戸田ボート競技場監督会々長さんからも、
ボート競技者の99.9%が「海の森」に反対していると聞き驚きました。

和田事務局長は、
「戸田でボートを載せ荒川にクルーザーで出て、海の森を視察に行ったとき、
 同行してた武田大作さんに予定コースを試漕してもらったところ、
 コースの真ん中からどんどん護岸に寄って転覆するのを避けていた」と、
晴れた普通の日でも、日本を代表する競技者が風と波にビビって、
護岸にどんどんコースを変えていたところが、
アスリートファーストにもレガシィになり得ないと断言していました。

実際、ボート競技は「風と波」が天敵で、
「海の森水上競技場」の護岸に日本電源開発の巨大風車が2本並んで建っていて、
いつもクルクル回っており、
海の森水上競技場に決定したJOCやIOCのボート競技会長は、
相当なユーモアの持ち主のようです。
謂わば、アスリートファーストより企業ファースト(利権ファースト)を
優先しているとしか考えられません。

何故なら、実態調査に基づく情報を小学生にも解るように提供したら、
10人中10人は「海の森水上競技場」は、不適切と判断することでしょう。
日本オリンピック委員会のボート協会々長は、
小学生以下の知能しか持ち合わせてないことになります。

実際、羽田発着の旅客機が「海の森水上競技場」の真上を低空で飛び交う「騒音」で、
競技に集中できないとか、練習でクタクタになった後、エイトのボートは700万円前後、
シングルでも150万円前後もする高価なボートは塩害に弱く、
常に「淡水で塩分を洗い流す」必要があり、
好き好んでまで「海の森水上競技場」を使う者はいないのです。

また、「都政改革本部」が宮城県登米市を移転先として発表したことに関しては、
昨日、和田同事務局長に取材すると、
「新幹線の駅から、片側一車線の狭い道路を30分以上走って着く不便なところで、
 地元の佐沼高校ボート部も冬は寒さから戸田ボート競技場に合宿で来ている」と訊き、
「都政改革本部」のメンバーの素人ぶりが、この一言でわかりました。
また、「東北地方の伝統的なボート部がある東北大学ボート部は、
地元の宮城県登米市長沼ボート競技場を使わないで
戸田ボート競技場に来て練習をしている」と、ここまで実態が明らかになれば、
「都政改革本部」の提言は、金銭以外、
「海の森水上競技場」に決定した者たちと、五十歩百歩の違いしかないのです。

宮城県登米市の長沼ボート競技場は、どのような整備をしても、
アスリートファーストとレガシィにはなり得ないのです。
仮に東京都が整備費用の一部でも負担することになれば、
都民ファーストからも逸脱します。

何故、現場の声を訊かないのか、
日本の問題がこんなところにも表出しているのです。

和田卓埼玉県ボート協会事務局長は、
現在、日本ボート競技の生き字引のような方で、
東京オリンピックの会場は、埼玉県で開催したいからなどではなく、
「日本ボート競技の将来がかかっている」と“彩湖”を案内してくれ、
熱く語っておりました。

取材で訪れたときの「彩湖」は、夕焼けの太陽の光が、
湖面を一直線に照り返し輝いていましたので、
まったく波のない状態を示していたのです。

ここから、豊洲と同じような「怪談噺」になりますが、
和田事務局長たちは、仮に彩湖がボート競技場に選ばれた事を想定して、
埼玉県の建設業者に国際A級規約を充たすボート競技場を建設する見積りを
「多め」に見積もって貰ったところ、海の森の約500億円と比較にならない、
たったの「47億円」で完成するとの図面と書類を見せていただき、
唖然となりました。

主な工事費は、彩湖内の工事用橋の撤去費用(約10億円)と、
コースにかかる一部陸地の整備費用(約10億円)だけで、
完成すれば日本のボート競技場の聖地になることは理解できるのです。

それには、現在の戸田ボート競技場と併せて利用できることが条件になります。

それは、現在、戸田ボート競技場は、
高校・大学・実業団(社会人)の各種大会が行われており、
現在もボート競技のメッカなのですが、金曜夕方から土日は
「イモの子を洗う」ような状態で、
日本代表選手の強化練習は危険で出来ないのが現状なのです。
しかし、1.5kmしか離れてない「彩湖」にボートコースが開設されれば、
現在の戸田ボート競技場の各大学や実業団の合宿場や関連施設を
そのまま利用できるので、日本ボート競技のメッカ(レガシィ)になり得るのです。
それで初めて、国際的に活躍できる選手を育成できるようになるのです。

和田事務局長たち埼玉県ボート協会は、2014年9月、舛添都知事に
「彩湖」をオリンピックボート競技場に選出してもらうため
「47億円の見積り書類」を添付して要請したところ、
東京都は積算根拠を示すことなく「彩湖でも500億円かかる」とか
「荒川氾濫用の防災施設だからダメ」などと、
頓珍漢な反論をして却下したとの事です。
彩湖を候補地から消す為に「500億円」と積算した東京都の責任者は、
都民を欺く犯罪を犯していることになります。
反論があれば、その責任者は名乗り出て積算根拠を明らかにする責任があります。

豊洲問題でも明らかなように東京都の意見に信憑性がないことは、
すでに国民が認識している通りであり、まず「海の森水上競技場」ありきで、
邪魔な要請は虚偽を創作してでも、必死にもみ消していたことが明らかです。

私が彩湖を案内していただいていたとき、彩湖の畔に
「大切な東京の水がめ彩湖」との大きな看板が立っており、
利根川が干上がったとき、
彩湖の水が朝霞浄水場に流れ込むように繋がっているとの事なのです。

仮に彩湖にボート競技場が決まり、
「47億円」を都民の税金から拠出することになっても、
現在、戸田ボート競技場を利用している90%以上が都民で、
また彩湖の畔のバーベキューができる戸田公園の利用者の90%以上も
東京都民とのことです。

それは、板橋区と戸田市は隣に位置しており、
東京都の一部のような地域だからなのです。

実際、彩湖のボート競技場を東京都が整備しても利用者の90%以上が都民であれば
「都民ファースト」を充たし、それにアスリートファーストとレガシィを兼ね備えており、
「彩湖」以外にオリンピックボート競技場の適地は無いことになります。

IOC副会長が、宮城県登米市にボート競技場を移すのであれば、
ボート競技者用の「選手村」を別途造る必要があると発言していたが、
「彩湖」であれば、高速道路を使うと30分圏内であり、
なんら問題もなくなりIOC副会長の意見を簡単にクリアできるのです。

また、彩湖は国交省の管轄地であり、土地を買収することもなく、
工事のとき水を抜けば、陸上工事として重機を投入でき、
いたって簡単な工事で済むのです。

国家としてボート選手を将来的に養成する意識が、少しでもあれば
「彩湖」以外に最適な場所はなく、反対する者がいるのであれば、
利権ファーストを優先していると断言できるのです。

このボート競技場の件に関しては、事情を少し調査すれば誰の目にも明らかであり、
東京都や都議並びにJOCだけの責任ではなく、
権力のチェック機能を担っているマスメディアを含め既成メディアが
まったく機能してないことも問題なのです。

我が国の報道機関の情けない現状は、
2016年6月に発表された国際NGO「国境なき記者団」の報道の自由度ランキングは、
韓国の70位より低い72位なのです。

日本より上にアフリカや南米など様々な国があり、
それらの国々より下にランキングされている現状は、
小池知事が誕生後の報道機関を見れば、致し方ないように思えます。

小池知事には、是非、我が国のボート競技の将来のために、
和田卓埼玉県ボート協会理事長兼事務局長、戸田ボート競技場監督会々長、
そして日本ボート競技界のレジェンド武田大作氏を招いて、
意見を聞いて戴ければと思っております。



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