NHKドラマ制作の限界

2015年03月05日 15:02

●《NHKドラマ制作の限界》



■NHK連続テレビ小説で、戦時中のシーンになると、
唐突に戦後の歴史認識が語られ、安っぽい反戦ドラマになってしまうのは
毎度のことですが、今放映中の「マッサン」は、その中でも酷いですね。
最近は「ウイスキー」造りの話をすっ飛ばし、安っぽいセットで
やれ旦那が戦死したとか出征するとか、
日本初の本格ウイスキー造りの話はさっぱり見えなくなっています。
ニッカウイスキー余市工場には、巨大な熟成倉にウイスキー樽が
ズラーと並んでいるのであり、その映像とかを何故、放映しないのか不思議ですね。
実際、石造りの赤屋根の熟成倉の外壁を何度も放映していて、
内部を映さないのは不自然です。

「マッサン」も余市に移ったとたんつまらなくなったのは、
北海道の空気がまったく感じられなくなって、当時、繁栄していた小樽は、
ロンドンの穀物相場を左右できる倉庫群が運河沿いにひしめいて、
ウイスキーを飲ます倶楽部現代など、洒落た店もたくさんあったのであり、
竹鶴こと「マッサン」が、余市の目とはなの先の小樽を舞台にした逸話が
まったく描かれてないことも、つまらないドラマにしてますね。

今年のNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」も、長州の下級士族の物語りであれば、
「花散る」が相応しいのではあるまいか。

実際、現在GHQ占領下に「切り取られた」歴史を、
再現することに集中して「ひと目でわかるシリーズ」を手掛けていますが、
江戸時代まで造り上げてきた日本の芸術・文化を破壊した最大の責任は、
明治維新を主導した長州と薩摩にあり、「神仏分離令」に付随した数々の愚策で、
遺されているべき「国宝」の半数以上は消されているのです。
現在、国宝に指定されている興福寺の五重塔も燃やされる寸前だったことなどや、
薩摩の寺の約1600寺がうち壊された
こととかと比肩すると、
文化・伝統を護りつつ開明派だったのは幕府であり、
明治維新を主導した者たちではない事は、様々な事例を見れば一目瞭然なのです。

現在、使われている思想用語や経済用語のほとんどは、
幕臣の榎本武揚、西周助(周;あまね)や福沢諭吉などの使節団や
オランダ留学生たちの功績
であり、
それら人物を越える功績を遺した者は薩摩と長州にはいないのです。
また、明治4年11月、岩倉使節団に女子留学生として参加した
永井しげ (10)、上田てい (16)、吉益りょう (16)、津田うめ (9)、山川捨松 (12)
(姓名はいずれも当時のもの、歳は数え歳)は、
全員が幕臣や賊軍の娘たちだったのであり、何故、開明派と称する長州の女子が
一人もいないのか不思議に思われることでしょう。
未だに国民を欺くドラマをNHKは垂れ流しているのです。

津田うめは、津田塾大学の創立者の津田梅子さんです
。山川捨松は、会津藩国家老の娘で、会津城が砲撃されていたとき、
立て籠って必死に看病等に当たっていた活発な女子で、
鹿鳴館の華と称された知性と美貌のもちぬしだったのです。
それに一目惚れした大山巖の後妻になってからも、活躍していたのです。

NHKが大河ドラマで「花燃ゆ」の主人公を、
山川さきこと大山捨松にしていたら、視聴率はとれたでしょう。
しかし、仮に大山捨松などに焦点を当てると、明治維新てなんだろうとの疑問が、
でてくるので現在もまだ出来ないのでしょうね。
明治維新は維新ではなく無駄な10年を浪費したと思っていますが、
GHQ占領下の改竄された歴史認識に目処がついたら、
20数年前からやると決めてますので、そろそろかなと思っています。


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