表現・言論の自由とテロ

2015年01月11日 22:28

●《表現・言論の自由とテロ》



■表現・言論の自由は、
民主主義の根底ですが国際的な民度の低下は看過できない問題も孕んでいます。

イスラム過激派の残虐な行為は言語道断ですが、
テロに訴える前にイスラム教信者への「名誉毀損」として
フランスの法廷で争うことで、フランスの「表現・自由」とは
いかなる基準があるのか無いのか明らかにできたのです。

19~20世紀の風刺画と最近の風刺画を比較すると、
今回問題になった風刺画はあまりにも下品であり、
国際的に品位が劣化していることも問題です。

今回の問題は、イスラム教の問題では無いと
必死にフランスの大統領が声明をだしても、白々しく響きます。
根底にあるのは移民問題であり、ノルウェーでの銃乱射殺人事件や
ドイツでのネオナチ問題など、
今やヨーロッパは移民問題がはじける寸前になっているのです。

ヨーロッパで陽気なイタリア人が、
中国人移民に対する嫌悪感も爆発寸前になっており、
映画『宇宙人ワンさんとの遭遇』は、
イタリアで中国人が嫌われている現状を皮肉っていても
ギリギリのところで止めています。
日本でも同映画のようなユーモアで制作してもらいたいですね。

今回テロにあった風刺画新聞は、
ユーモアの域を越えあまりにもダイレクトで
下品な表現が災いを招いたことは確かなことでしょう。


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※ジャーナリスト水間政憲;インターネットだけ転載フリー〈条件・全文掲載〉http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/