高倉健の評価と中国の経済事情

2014年11月25日 22:03

●《高倉健の評価と中国の経済事情》


■中国の報道は、すべて共産党の利益か否かの「報道基準」になっており、ここ数日間繰り返されている「高倉健追悼報道」は、共産党の政治的な意図が隠されています。それが中国の実態で、そこに触れない中国専門家と称する評論家は失格です。実際、「君よ憤怒の河を渡れ」は、文化大革命終了と同時期に上映されたことから、人気絶頂になったことは想像できますが、当時、日中間に歴史認識問題はありませんでした。


1985年に広州から挂林方面を周遊したとき、売店のおばちゃんが、ラジオの「日本語講座」で学習していたことを想いだしました。その時の通訳は、北京大学の学生でしたが、「教授から世界最高の詩人は松尾芭蕉」と教えられたことを語っていたのですが、現代の小説家では「森村誠一」を評価していた意味は、「731部隊」を描いた反日捏造小説が中国に浸透していたことを物語っていました。


「君よ憤怒の河を渡れ」から4~5年後には、現在の反日歴史認識一色の「侵略史観」の種は、その頃、日本人が蒔いたことが明らかなのですが、それを外交の道具に育て上げたのはトウショウヘイだったのです。


その延長線上に「反日暴動」もありますが、一連の反日歴史認識と尖閣諸島問題の影響で、去年から今年の中国への投資が過半数まで激減して、また観光客の減少で中国側の損害は1兆円近くにまで膨らみ、再度、日本からの投資の復活と反中感情の緩和策を模索していたときに、高倉健が亡くなったのです。日本人の懐柔策と行き過ぎた「反日捏造歴史認識教育の調整」を策した一石二鳥の目的で、「高倉健の追悼報道」を大々的に行ったのです。それは、日本のバカテレビが飛びつくとの計算づくでの報道と解釈すると、すべて納得できるでしょう。


《アマゾン》







《紀伊國屋書店ウェブストア》







※ジャーナリスト水間政憲;インターネットだけ転載フリー〈条件・全文掲載〉http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/