習近平の謀略は頓挫する

2014年03月04日 12:12

●《習近平の謀略は頓挫する》



■今月末にドイツやフランスなどヨーロッパ諸国を歴訪する習近平は、戦後のポツダム体制を蒸し返して日本を批判する魂胆だったが、ウクライナ問題が勃発し、ポツダム体制後の冷戦構造が復活したような状況になり、中国への見方も冷戦構造のソ連と一体化していたと見られる状況に激変したことを、習近平は馬鹿だから気付いてないようだ。


実際、中国はウイグル問題やPM2.5などの環境問題など、内政問題で混乱状態になっており、日本批判をしているどころで無いことは、諸外国の為政者もジャーナリストも承知のことなのです。


現在、ヨーロッパの政治状況は、ベルリンの壁崩壊前後と同じような緊迫した状勢になっています。


そのような状況のヨーロッパで、「日本軍国化批判」は悪い冗談になり、逆に一党独裁国家中国への警戒心を掻き立てることを、理解できていないようだ。また、国連による北朝鮮の人権弾圧批判の矛先が中国にも向かっており、笑い話になるでしょう。


クリミヤ半島は、帝政ロシア・ソ連・から現在のロシアにとっても、海軍の最重要黒海艦隊の軍港があり、クリミヤ半島を実効支配するとヨーロッパの安全保障環境が激変することで、ヨーロッパは激しく批判しているのです。このウクライナ問題の核心は、今後の黒海艦隊の基地の帰趨問題なのであり、ロシアは黒海艦隊の基地を死守することを、どのように対処するかにかかっているのです。


今後、クリミヤ半島住民による住民投票など、様々な妥協案が出てくるだろうが、ロシアは黒海艦隊の基地では妥協しないことで、当分の間、膠着状態になることで、北方領土交渉を進めるチャンスもあるのです。


それは、北方領土をもとに戻すことと、クリミヤ半島をもとに戻すことに共通点があるからです。


※ジャーナリスト水間政憲;インターネットだけ転載フリー〈条件・全文掲載〉http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/