2011年07月29日 15:31



※写真は、8月14日15時から札幌紀伊國屋本店で開催されるトーク&サイン会のチラシです。帰省される方もお気軽にいらしてください。
拡散《中国は高速鉄道事故で崩壊過程に入りました》
■中国高速鉄道事故は、昨日(7月28日)から中国政府の言論統制下に入っています。
日本のメディアは、それについて分析報道をしていないが、昨日(7月28日)、温州市庁前の被害者の抗議は、黒のTシャツに横断幕も政府批判も抑制されていたことで、すでに中国政府にコントロールされていることが歴然としていました。
そもそも、今回の事故の前触れは、2008年8月の北京―天津の高速鉄道開業を前にした事故原因になった、信号機など運行システム問題がなんら改善されてないことにある。
中国政府は、鉄道省を批判することで世論を味方につけ、温家宝首相は、今回の事故原因を徹底的に解明するパフォーマンスを、事故現場で行っていました。
それは、江沢民派との全面戦争を宣言したことになります。その前兆は、2011年6月30日、江沢民派の劉志軍鉄道省長を更迭したことに現れていました。そして、今回の事故原因解明前にも拘わらず、中国政府は、江沢民派の上海鉄道局長ほか2人を更迭した。今後、今回の高速鉄道事故が巨大な鉄道汚職にまで発展すると、江沢民派筆頭の習近平次期国家主席にまで、累が及ぶ可能性もあるのです。それには、中国人民の圧倒的な支持を取り付けることが必要であり、昨日(7月28日)、中国中央テレビの女性キャスターが涙で訴え、鉄道省批判をすることで、すでに国民の同情を誘う戦略にでていました。
中国は、事故原因を「雷」と「人為的ミス」としているが、粗製乱造した中央政府の責任を回避したことで、近々再発するであろう高速鉄道事故を、江沢民派習近平を追い落とす材料にして仕掛ける算段なのです。
いずれにしても、一年後に控えている中国国家主席交代までの間、中国の権力闘争は熾烈を極めることから、尖閣などを悪用されないように、我々は今から目を光らせることが大事です。
※ジャーナリスト水間政憲;ネットだけ転載フリー
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